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こんにちは寒いですね。死にます。この部屋凍死しそうになりますよ。マジで

ところでですね
このブログはガレキディーラーの自分として立ち上げたものなので、ここに来る方はワンフェスを初めとするガレキイベントはご存じでかついわゆる「版権もの」のキットもここでしか入手できない、そしてその理由も理解しているという前提で書いていたのですが

市販のPVC完成品から入って「ぅああこのすばらしいフィギュアが部品から自分の好きに加工できて自分色に染め上げられるガレージキットっていう夢みたいなのがこの世にあるらしいじゃない!?」
というこの世界の入り口にいた時の自分のようなかたも見にいらしてるのではないか…
と思ったので少しそのことについて改めて書こうかと思いますyo

おおざっぱなかきかたなので興味を持ったら海洋堂のワンダーフェスティバルのページでマニュアルや当日版権の手引きなどを読んでいただけたらよいかなと思います

●当日版権制度とは
海洋堂主催のワンダーフェスティバル、グリフォンエンタープライズ主催のトレジャーフェスタなどに代表される立体造形物のイベントでおもに運用されている制度です
具体的には「企業が著作権を保有している作品のキャラクターなどをイベント主催者が仲介に入り、特別な計らいでイベント開催日当日その会場のみ個人に版権を下してもらい作品として展示もしくは頒布ができる」というものです
(企業によって展示はNG頒布のみ、などきちんと決まりごとがあります)

イベント当日以外は版権許諾は下りないため、販売はできません
当然「イベントには参加できなかったので通販したい」などもできません
なのでみなさん血眼になってイベントに足を運ぶわけですね

●通常は
そもそもライセンスを得た商品を販売するのはいろいろ手順を踏まなければいけません
普通なら企業対企業できっちりと細かな契約を交わして、一度の生産ロットも相当なものになりますから莫大な契約料(版権使用料など)を納めます
そしてライセンスを企業に降ろすということはそのキャラクターイメージやビジュアルを大きく逸脱してはならないので何度も何度も版元の厳しい監修を経ることになるでしょう
そうしてようやく版元からOKが出れば生産となり、店頭に並ぶのですね
版元はまとまった契約料+よい商品なら原作ファンも増えて利益につながるでしょう
メーカーは版元の太鼓判をもらい、人気キャラクターを大ロットで販売できるので大きな利益になりますね
通常の企業間契約はおおむねwin-winなものであるから締結するといえます(そうでないのもいっぱいあるんだろうけどわからないどす)

●個人だとなぜこの制度を利用しなくてはならないのか
本来企業が一個人にライセンスを降ろすことはほぼないためです
ここからは想像なのですが、ビジネスとして成立しないからなのではないでしょうか

個人ディーラーは普通1キャラで1~30個位の商品を生産してると思うのですが
大手ならばもっとあるでしょうけどちょっと把握していません…ウッウッ
たとえば版元が商品一つにつき10%(1キャラにつきではなく、商品一つ一つ)の版権料を設定したとします。10,000円のを10個生産したのであれば納めるのは10,000円ですね
当然版元のキャラクターを利用するからには監修がありますね。甘い企業もあればガッチリした企業もありますが、どの企業も監修は行います
イベント当日にディーラーの提出した完成品(組み立て、塗装をしたもの)や販売数などの報告書など、契約通りに販売されたか後日点検もします

イベント主催者と折衝→契約書などを用意し契約の締結→監修→最終的な結果をチェック

これをさっきの例だと、版元は10,000円の版権料で人件費を費やし行うことになります
イベント時には何百とディーラーがありますからこれを何百とキャラ数の分だけ行います
企業「わ、割にあわねぇぇえええええええええ!!!!」

費用対効果がひどいことになってますね。これが個人にほいほい降ろさない大きな理由の一つだと思います

そのため、イベント主催者が多数のディーラーの一括の窓口となり版権申請管理を厳正に行い版元の負担を軽減するこの制度の運用が必要…ということですね。この制度がないと大手を振ってキャラもの立体物は頒布できません(しかしこの制度のなりたちはもっとごたごたしていましたが割愛します)
企業はやんわりとした広報効果以外はあんまりおいしくないけどファン活動の延長だからまあ協力しましょう…という感じしょうか
ほぼ善意とか好意で成り立っているデリケートな制度ですね

●いちディーラーとしては…
このキャラが好き!つくりたい!つくりたい!作りたいし見てもらいたい!写真撮ってもらうとうれしい!頒布したい!自分の作ったものの価値をあらわす値段を納得してもらって買って頂けるこの喜び!決して安くはないガレキ、広大な会場に素晴らしい作品はたくさんある、軍資金は限られている、それなのにうちの作品を買って下さった!こんなうれしいことはないよぉおおおお!!!
……という感じなのでとてもありがたい制度です

確かに利用するだけの立場としては
開催日の3か月前位に版権の申請を完了しなくてはならないとか(ほぼ完成してないといけない)、展示するだけでも申請しなくてはいけないとか、販売個数に厳しい制限がある(うちは弱小なので平気なんだぜ…)、再販禁止(これはすんんごいきつい)などなど厳しいものも多いのですが、相手の視点に立つことを想像すれば、理由はおおむね…理解できることも……多いです

展示のみ頒布なし、は見てもらうだけだから売るよりいいじゃないの…と思うんだけど版元に利益がない上に監修しないといけないから、展示のみは禁止という版元の言い分も…そりゃそうかもなーなんて…

思いついたときに自由に展示したり頒布したりしたいよなーなんて思いますが、できない理由はきちんと理解してるのでただ思ってみるだけなのです…

ほかの方の生み出したキャラという価値を借りて作品を作っている以上、けじめはつけるべきだと思いますので白黒がきちんとつくこの制度は私はよいなーとおもいます
不満が全くないというわけではないんですが…どんなものにもつきものですから

こんな制度おもいつくなんて、そんでもって実際やっちゃうなんてすごいなあ…頭いいなー


●おしまいに
超長くなってしまいました&後半想像の部分もありましたがおおむねこんな感じだと思うんですよね…うちのような駆け出しディーラーでもこのくらいの知識を得られるので、ガレキ好きならぜひいろいろ調べてみてください
会場で売られているガレキにはいろいろな経緯や枷があるので、いいものがあったら一期一会と思って会場でゲットしてくださいね、というお話でした。すてきなものゲットできるといいですねー

※再販について
再販というのは売り切れて次回再生産して売る…ということだけではなく、初めてそのキットをイベントで頒布→次のイベントで前回の売れ残りを申請して売る…これも再販になります
だから「再販あります」と告知があっても上記の可能性があるので気を付けてください。安心してたら在庫極少で売り切れなんてことも…グスングスン

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